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RAIDについて考えてみる(2)
RAIDと言えば、組んでしまえばデータの保全はバッチリなんて本気で思っている人が多いのでビックリする。
RAIDはバックアップシステムでは無いと言う事をはっきりしておきたい。

【間違った認識】
RAIDはHDDの信頼性を上げる技術なので、RAIDを構築すれば、すべて丸く収まるというものでもない。
一番陥りやすい間違いは、バックアップの代用にはならないと言う事だ。

通常同時に使用を開始したHDDの故障率は同じであり、可能性で言えば、複数同時に故障することもある。
大規模なRAIDシステムではない場合、殆どの環境でHDDが2本同時に故障したら完全にお手上げ。
あまりありえないと思うかもしれないが、電子機器である以上、停電などの電力停止、落雷などの一時的な電力の上昇で、複数のHDDに同時にダメージを与える事など「外的要因」は必ず存在し、ありえないから考えないと言うのは間違い。
ハードウェアの保全上は、UPS(無停電電源装置)などで予防が出来るなら、そのほうが良い。

また、格納しているファイルがコンピュータウィルスに感染したり、間違って消したり、上書きしたり等にはRAIDシステムは無力である。
例えば、インストールしているOSに問題が生じた場合についても、以前の状態に戻すなどは出来ない。
一般的に、データ復旧サービスに依頼するとしても、RAIDの場合には復旧できない、もしくは復旧できても高額な費用を要する事もあり、中小企業や個人事業主では、まず頼れない。
データのバックアップはテープ、CD、DVDなど外部保存に頼らないといけない。

RAIDを構築するならば、このような事も考えておかなければならない訳です。
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