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2008,06,06, Friday
RAIDを構成するに当たっては、いくつかの方法がある。
構成によっては、非常にコストがかかるものになるのだが、まぁSOHOレベルではどんなもんが良かろうか?程度で、現在構成できるRAIDレベルを挙げてみることにした。 【RAID 0: 耐故障性の無いディスクアレイ (ストライピング)】 RAID 0は複数台のハードディスクに、データを分散して読み書きし高速化したもの。 最低で、HDD-A+HDD-Bの2台構成。 HDD-AとBを一本のHDDのように使う。 2本で1本の構成なので、HDDが一つでも故障すれば、そのドライブは使用できなくなる。 非常に故障率は高い。 【RAID 1: 二重化 (ミラーリング)】 RAID 1は複数台のハードディスクに、同時に同じ内容を書き込む。 最低で、同一容量のHDD-A+HDD-Bの2台構成。 HDD-AとBには常に同じデータが書き込まれる。 そのため、仮にAが故障してもBが故障しなければ、システムは稼動し続ける。 シンプルで、比較的信頼性の高い構成ではあるが、容量はHDD全容量nに対し、1/nとなる。 大容量化、高速化を目的とした構成ではない。 【RAID 5:ブロック単位でのパリティ分散記録】 RAID 5は複数のハードディスクに誤り訂正符号データと共に分散させて記録する。 最低で、同一容量のHDD-A+HDD-B+HDD-Cの3台構成。 全体の容量nに対しn-1/nの容量(HDD1台分の容量が減る)として使用する。 全体として、1台のHDDの故障であれば復旧できるが、2台故障してしまうとドライブは復旧できなくなる。 復旧時にかかる時間も長い。 【RAID 6:ブロック単位・複数パリティ分散記録】 RAID 6はパリティを2つ記録する。パリティデータを2重に作成することで、2重障害に対応でき、同時に2台のドライブが故障しても復元できる。 最低で、同一容量のHDD-A+HDD-B+HDD-C+HDD-Dの4台構成。 全体の容量nに対しn-1/nの容量(HDD1台分の容量が減る)として使用する。 RAID5の弱点である障害耐性が改善されたもの。 同時に2台故障しなければ、ドライブは使用できなくなることはない。 しかし、初期投資が高い。 【RAID01】 RAID0+RAID1の構成。RAID0+1とも言う ストライプされた領域をミラーさせる。 最低で、同一容量のHDD-A+HDD-A'+HDD-B+HDD-B'の4台構成。 A+A'のRAID0の構成にB+B'のRAID0の構成をミラーリングとして使う RAID 0+1ではRAID 1を構成するRAID 0領域のディスクそれぞれ1台ずつが故障した時点でデータが破壊される。 Aの構成のどれか一つと、Bの構成のどれか一つ同時に故障すると、使用できなくなる。 【RAID10】 RAID1+RAID0の構成。RAID1+0とも言う。 ミラーリングされた構成をストライピングする。 最低で、同一容量のHDD-A+HDD-A'+HDD-B+HDD-B'の4台構成。 A+A'のRAID1の構成にB+B'のRAID1の構成をストライピングとして使う RAID01と似ているが、似て非なるものであり、こちらの構成ならば、RAID6より障害耐性は高い。 Aが故障し、同時にBが故障しても、A'とB'が故障していなければドライブは使用できる。 しかし、AとA'が故障した場合は、使用できなくなる。 【まとめ】 最近は、HDDが大容量で安価になってきたから、RAID1でも十分。 それ以上の構成は、余裕があるならと言う程度。 RAID5や6はRAIDコントローラーが別途必要になる場合があり、RAIDコントローラーの故障率も考えておかないといけない。 やはり、バックアップは忘れずにと言うことです。
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